一級建築士がお風呂の床材選びのポイントを解説

こんにちは!カナダニの一級建築士の大平 稜です。

少しずつ春の訪れを感じ始めるこの季節ですね。

今年こそは、浴室をリフォームしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

浴室リフォームの際、こだわっていただきたいのは「浴室の床」です。

足が直接触れる場所だからこそ、快適性や安全性を大きく左右する重要なポイントとなります。

今回は、一級建築士から見た各メーカーの床材の特徴などを解説します。

 

メーカー別|浴室の床材の特徴を比較!

長府(ユメリア)|銀イオンで清潔をキープ

銀イオン配合で、雑菌の繁殖やヌメリを防止
床と壁のつなぎ目にパッキンを採用し、カビの侵入を防ぐ
コーキング材を使用したものより傷みにくいため、長持ちしやすい

 

TOTO(サザナ・シンラ)|ほっカラリ床で柔らかく温かい

TOTOの浴室リフォームでは、「ほっカラリ床」が人気です。

クッション性の高い素材+断熱材で、柔らかく温かい
バリアフリー設計で転倒リスクを軽減
床ワイパー洗浄(オプション)で除菌水を散水し、掃除の手間を軽減

一方で、細かい凹凸があるため溝に汚れがたまりやすいという声もあります。

ショールームで実際に触って確かめることをおすすめします。

 

クリナップ(ラクヴィア)|滑りにくい「足ピタフロア」

クリナップの「ラクヴィア」は、スタンダードなFRP(繊維強化プラスチック)製の床を採用。

水はけが良く、滑りにくい「足ピタフロア」
壁と床のつなぎ目はパッキン式で、カビの侵入を抑える

さらに、より耐久性を求める方には人造大理石製の上級グレード「セレヴィア」もおすすめ。

石目調や木目調のデザインも選べるため、高級感のある浴室に仕上げられます。

 

タカラスタンダード|高級感のある「キープクリンフロア」

タカラスタンダードの「キープクリンフロア」は、ユニットバスの床に大判タイルを使用。

汚れや傷に強く、高級感のある仕上がり
断熱材をしっかり施工し、冬場でも冷たくなりにくい
排水口周りにステンレスを使用し、清潔さをキープ

壁と床のつなぎ目はコーキングですが、もっともスタンダードなFRP製の床も選択できます。

 

まとめ|快適な浴室リフォームのために

浴室リフォームを考える際、床材選びはとても重要です。

滑りにくさ、掃除のしやすさ、清潔さなど、ご家庭のライフスタイルに合った床材を選びましょう。

鯖江市・越前市で浴室リフォームを検討中の方は、ショールームで実際に触れて確かめるのがおすすめです。

ヒートショック対策にもなる快適な浴室づくりを、床材選びから始めてみませんか?

カナダニでは無料相談・無料見積を実施していますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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【大平 稜のプロフィール】

カナダニ専務取締役:大平 稜 (りょう) ※30代前半

保有資格:一級建築士・宅地建物取引士・ガス設備士、その他

福井高専卒業後、東海工業専門学校に進学。

卒業後、名古屋市の設計事務所でマンションの意匠設計(デザイン/間取り/法規確認)を統括し、現在に至る。

カナダニでは三代目として、鯖江市・越前市を中心とした地域密着型のリフォーム店の経営者として活動中。